男装少女はアイドル①【完】


この腹黒が。でも、何か嫌な予感がする。


『寄る場所があるんですが…。』

「了解。」


寄るのは家、そこには見えない結界があるんだ。

怪しい人が入れないように、同じ陰陽師でも、ドアに触れただけで、

結界を作ったあたしに陰陽師か、普通の人間かが分かるようになっている。

触れた本人にはそういうのを知られないようにもなっているから、便利なんだ。


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