男装少女はアイドル①【完】
んーっと背伸びをする。収穫なし…。
「……お疲れ様です。」
『調べもの終わったから帰るね。』
あと10分くらいで昼休み終わるから。
『それじゃまたね~。』
「はいー。」
ガラガラッと教室を開けると、見事に誰も居なかった。
『眠いな……。』
よし、寝ようかな。
三秒後 『zzzzZ』
「(…あれ、寝てる?)」
揺すってみても反応が無い。
「どうしたの翔ー?」
「シー静かに。拓哉が寝てるんだから。」