籠の中の君は
嫉妬
『先輩、好きです!』
「それだけ?」
『………え?』
「他にないの?」
『うー…ん。』
「じゃあ、俺が言うね。
俺も、好きだよ。俺と付き合って?」
「///…はい。』
嬉しい。
ずっと、好きだった。
優しくて、かっこよくて、1個上のカイ先輩。
校内マラソンで怪我をして先輩に助けてもらった日から
私は先輩に恋してる。
夢にまで見た日。
「ユウちゃん。」
『はい?』
チュッ
『っ///』
「恋人になったアカシ、ね?」
先輩、反則ですよ。