籠の中の君は
嫉妬

『先輩、好きです!』

「それだけ?」

『………え?』

「他にないの?」

『うー…ん。』

「じゃあ、俺が言うね。
 俺も、好きだよ。俺と付き合って?」

「///…はい。』

嬉しい。
ずっと、好きだった。
優しくて、かっこよくて、1個上のカイ先輩。
校内マラソンで怪我をして先輩に助けてもらった日から
私は先輩に恋してる。
夢にまで見た日。

「ユウちゃん。」

『はい?』

チュッ

『っ///』

「恋人になったアカシ、ね?」

先輩、反則ですよ。
< 1 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop