年上の彼女 ジョンフンの場合
序章 卒業
「カーット!」

「ジョンフン、おつかれさま。」助監督を務めたユジンが言った。

「ユジンも、おつかれ!」僕は、彼女の肩をぽんっとたたいた。

「やっと最後まで撮り終えたね。」

「おー!これで、卒業できるってこと!」

「まだ、編集作業が残ってるよ。」裏方の誰かが釘をさすように言った。

「そうだね。もうひと頑張りか。」

  


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