年上の彼女 ジョンフンの場合
「ヨンアさん、休憩入ります!」

彼女にとっては初仕事。

緊張のためか、なかなかいい絵が撮れなかった。

僕は、彼女に飲み物に入ったコップを届けようとした。

「あっ!」

コードにつまずいて、ジュースが彼女の衣装にかかった。

「すみません!どうしよう。」

「ジョンフン、何やってんだ!」

「衣装、これしかないのよ。」ヨンアも困っていた。

「すみません。」

「しょうがないなあ。私服、さっきの。あれに着替えて!」

とっさにカメラマンが言った。

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