年上の彼女 ジョンフンの場合
もう、伸ばすことはできない。

この仕事を最後に韓国へ戻ることになった。

その時、もちろんユリさんのことが頭に浮かんだ。

でも、言い出せなかった。

韓国へ、それも2年も離れなければならない。

つきあい始めたころに、考えなかったわけではなかったが、

いざ、その時が来たら、

黙って去ることを選んでしまった。

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