年上の彼女 ジョンフンの場合
ユリさん。無理しちゃったのかな。

僕に会いに来てくれたのに…

ごめんよ。

手を握った。

しばらくして、目を開けた。

「私…?」

「大丈夫?」

「うん。ここは?」

「救護テント。看護師さんも、心配ないって。」

「はー。かっこ悪い。」

それが言えるくらいなら、よかった。
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