はな
第二章 ハピヨン
家に帰ってきた僕はさっそくハピヨンの名前を考えることにした。

『う〜ん…』

ワンッ!!キャンッ!!

ワンッワンッ!!

『元気だな…お前(笑)』

ワンッ!!ワンッ!!

『そうだな〜名前は…ハッピーにしよう♪今日からお前はハッピーだ!!よろしくな♪』

ワンッワンッ

『ハッピー!可愛い可愛いアハハ(笑)』

ワンッ…ク〜ン

スリスリ

ハッピーは僕の足元を優しく擦っている

何故か…悲しくなった。

『アレッ?どうしてだろう…』

急に涙が溢れてくる

『うっ…うぅ…』

僕は力が抜けたかのようにその場へ座り込む

『うぅ…』

その時

ハッピーが僕の目を舐めてくれた。それも何回も何回も…

『ハッピー…?』

何故か不思議な感じがした。

ク〜ン〜

ペロペロ

ハァハァ

何度も何度も繰り返し僕の顔を舐める

『ハハハ〜くすぐったいよ〜(笑)』

とても幸せに感じた1日だった。

けど何故か悲しい気持ちにもなった。
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