夢の途中
壱「わかんないんだもん…」
――ずっと、続くと思ってた。
ただがむしゃらに竹刀をふって、ただのんびりと思うがまま我が道を歩んで行くのだと
じっちゃんに叱咤されて、腐れ縁の康ちゃんと馬鹿やって、また叱られて
思ってたんだよ。
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