あなたと過ごした日々






「極道とか、何かの冗談!?
あたしのことからかってるの!?」





「冗談じゃない、事実だ。」





尚更この家にいれない。





「あたし、出て行きます。」





「それは無理だ。お前の保護者は俺の両親になったからな。」





………!?!?!?!?!?





「あたしに身寄りはいないばすだよ!?なんで今更!?両親の借金返すなんて、葬式のときから誰も言ってくれなかったのに!!」





そう、親戚の誰一人もそんなことを言ってくれなかった。





本当に今更なんなのよ…。





「両親たちは最初から紗耶香のことを引き取るつもりだったぞ?」





「そんなこと誰一人言ってくれなかった!!」










< 12 / 104 >

この作品をシェア

pagetop