あなたと過ごした日々
「ああ…。あたしがお願いしたいことは、光希を襲わないことです。
光希は何も悪くないんだから、襲わないで下さい。」
あたしが言いたいのはそれだけ。
「わかりました。周りの奴らにも伝えておきます。」
「ありがとうございます。」
そのとき、後ろから光希の声が聞こえた。
「紗耶香にも手出すなよ。
……殺すからな。」
「……………はい。」
光希…、あんた妙な殺気出してない?
あたし、何もされてないよ。