2年3組乙女事情
「あっ、あぁ。……、あの、ご、めんね。
浮気って、思ったらさぁ……、何か、悲しくなっちゃって……」
『浮気?』
「あ、……」
やばい、頭の中で考えてたことをそのまま言っちゃった。
「あ、あの、ね。
今のは……、えっと、そのー」
『何で、浮気だって知ってるわけ?』
「は?彰宏、認めるの?」
『あぁ。だって実際そうだし?
なんだぁ!もしかして、知り合いだった?』
開き直ったみたいに次々と明るく話しだす彰宏に、何だかとてつもなく腹が立ってきた。
「知り合いなわけないでしょ!?
嘘なんてすぐにばれるに決まってるじゃない!」
『そうなんだよなぁ。
それなのに、嘘ってついちゃうもんなんだよね』
「ついちゃうもんなんだよね……って、そんな呑気に言ってる場合じゃないでしょ!」
『いや、そうなんだけどさ。
僕にはあんまり関係ないから、つい、ね』
「彰宏に関係ないわけないでしょ!?何言ってるの?
思いっきり当事者じゃない!!」
『確かに、ある意味では当事者かもね……。
って、どうして果歩がそんなに怒ってるの?』
浮気って、思ったらさぁ……、何か、悲しくなっちゃって……」
『浮気?』
「あ、……」
やばい、頭の中で考えてたことをそのまま言っちゃった。
「あ、あの、ね。
今のは……、えっと、そのー」
『何で、浮気だって知ってるわけ?』
「は?彰宏、認めるの?」
『あぁ。だって実際そうだし?
なんだぁ!もしかして、知り合いだった?』
開き直ったみたいに次々と明るく話しだす彰宏に、何だかとてつもなく腹が立ってきた。
「知り合いなわけないでしょ!?
嘘なんてすぐにばれるに決まってるじゃない!」
『そうなんだよなぁ。
それなのに、嘘ってついちゃうもんなんだよね』
「ついちゃうもんなんだよね……って、そんな呑気に言ってる場合じゃないでしょ!」
『いや、そうなんだけどさ。
僕にはあんまり関係ないから、つい、ね』
「彰宏に関係ないわけないでしょ!?何言ってるの?
思いっきり当事者じゃない!!」
『確かに、ある意味では当事者かもね……。
って、どうして果歩がそんなに怒ってるの?』