幼馴染と彼氏の事情

「あ!俊ちゃんからメール来た!」

私は彼のメールを待ちどうしくしていたのか返信がきた瞬間
飛び跳ねてしまった。

『メールありがとう。そのことについて直接俺も話したいから放課後裏庭で待ってて!』

放課後か・・・よし!

『わかった♪じゃあ待ってまーす☆』

送信っと!

「あらあら??彼氏さんからメール来たの??」

私の表情を友達は観察していたらしく私に言ってきた。

「ちょ・・・あんまり人の顔じろじろみないでよ。うん・・・放課後話そうって。」
「へー・・・。彼が手取り足取り教えてくれるかもね?」

ドキッ・・・。

「ちょ!変な事言わないで!!!/////そ・・そうゆうのじゃないしっ!!」
「はーいはいそんな赤くならない赤くならない!」

もー・・・。
いちいちからかってなにが面白いんだか。

「あ、先生きたみたいだね。」
「本当だ!早く席着きなよ。」

友達は、はいはーいといいながら自分の席に戻っていった。






キーンコーン・・・。













先生の話長いよー!すっかり遅くなったじゃん!!

私は急いで裏庭に駆け込んだ。

ん・・・?男の子と女の子の「話し声?

壁からそっとそのほうを覗いてみた・・・。

「俊ちゃんじゃ・・・ないよね?」

よく見てみるが・・よかった俊ちゃんじゃなかった。


あれ!?・・・恭ちゃん!!
それに女の子・・・七深さん!?
二人とも・・・何はなしてるんだろ?

私は耳を傾け彼らの声に集中する。

「・・・。」
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