幼馴染と彼氏の事情

「俺が星華に似合うドレス選びたい。いいよね?」
「うん・・・いいけど。」

彼にも意外と人のあれこれ選びたいとか思ったりするんだ・・・。
なんか意外だな。

「じゃあダンスのプリントは別れてもらうってことで・・・ドレス選ぶとき俺呼んで!」
「わかった!じゃあまたメールする!」
「いや・・・直接がいいな。」
「え?いいよwwじゃあ言いにいくね!」


コレで完全確定!
あー・・・ダンスパーティー楽しみだなっ!

早くダンス踊れないかな・・・。












      *




次の日の昼休み__________

「せんせーい!ダンスパーティーのプリントもらいにきましたぁ!」

私は職員室で先生にプリントをもらい
早速ダンスの出来る場所を探しに行く。

「うーん・・・昼休みはわりと誰も人がこないとこがいいよね?」

じゃあ・・・屋上か中庭か・・・。

とりあえず先・・・屋上の拝見から行きますか。


私はプリントを持って屋上まで駆け込んだ。



ガチャ・・・。


「誰もいないよね?」

周りを確認してから中に入る・・・。

よしっ!ここで練習しよーっと。

私がプリントを眺めていると背後から誰かがよってきた。

「・・・?」

振り返るとそこには男性がたっていた。
幼馴染だ・・・。


「あ、星華。お前も練習?」
「あ!・・・うん、そ・・そうだよ!」

どうしよう・・・気まずい。
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