Memory ~love again~ 1&2
uneasiness
side.絢
俺らが美澪ちゃんを助けに行って見たものは、気絶して倒れている100人の人間だった。
美澪ちゃん…死ぬなよ。
俺は心が曇ったまま、唯夜と総長室に向かった。そこには、美澪ちゃんと青龍総長がいた。でも総長は気絶していて…美澪ちゃんは気絶もせずにただ震えていた。
絢「美澪ちゃん。」
生きていてよかった。本当によかった。
美澪ちゃんのところに駆け寄った。
でも…
=バンッ!!=
「…え?」
俺は美澪ちゃんに突き飛ばされてしまった。女の子とは思えない力で…。
俺は、突き飛ばされた格好のまま動けなくなった。
そんな俺を見た唯夜は、美澪ちゃんにゆっくり近づいていった。そして優しく抱きしめた。