空の下のあの公園で
こいつとの会話はよくわからないからしばらく黙っていた
お互いに会話をすることなくぼーっと空を見上げる
こんなの周りから見たら異様な光景かもしれないがもう慣れっこ
こいつといても大半がお互い無言だから俺らからしたら特に変でもない
改めてこうやって空を見上るとさ自分がとてつもなくちっぽけな存在に見える
『なぁ』
『なんですか?』
…ー¨なんでお前は空が嫌いなんだ?¨
『なんでもない』
やっぱりやめよう
聞くのは
聞いてどうなる?俺とこいつは他人同士
『えー?なんですか?』
『なんもないって』
『変な人』
『お前には言われたくねーよ』