空の下のあの公園で
スーパーにつくと適当に食べ物を買い込んだ
途中本屋に寄り大学で学んでいる国際関係の本なんかを立ち読みしたりして家路を歩いた
午後8時
さすがに辺りは暗くなってきた
相変わらず蒸し暑い
家に帰る近道として通るあの公園
『まさか………な?』
まさかいるわけないよな?
こんな時間まで…
普通高校生なら『腹減ったー』つって家に帰る時間だろ
でもあいつは普通じゃない
妙にドキドキしながら公園に入った
木が覆い薄暗く静まり返った公園
昼間とは違って少し薄気味悪い
俺はブランコへと足を運んだ
ほら…やっぱり
いくらバカ野郎でも
さすがに居な…
『いた』