空の下のあの公園で
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それから2週間が経った
夏休みが終わり忙しい日々が続き公園にはしばらく行っていなかった
あいつは休み、平日関係なしにいるけど
俺は夏休みが終わり大学の講義が長引くことが多々ありバイトが終わった後は疲れて家に直行する日々
『なぁなぁ、楊』
『いってッ!!!!』
大学の講義中、後に座る友達の敦(アツシ)がシャープペンの芯で突っついてきた
高校生からの付き合いで
入学式から馬鹿みたいに金髪で即指導だったどうしようもない奴
そしてやたらとテンションの高いどっちかというと嫌いなタイプ
『ふざけんな!ぼけ!!!』
『悪い悪い。そんなに痛かったか?』
まったく悪く思ってないだろう顔をしてガハハと笑う
『うるさい、うざい、きもい』
『いや、きもいいらなくない?
お前絶対人生の半分損してる!!!お前みたいなニマイメかなり勿体無い!!!大学生なんだから遊ぼうぜ!!!』
敦は俺からシャープペンを奪い言った
『悪いけどお前に構ってるほど暇じゃない』
俺はシャープペンを奪い返すとまたノート写しに戻る