空の下のあの公園で
久々に来た公園は当たり前だがなんの変化もない
ブランコとベンチがあって
鳩がいて
『久しぶり』
あいつがいる
『あ、久しぶりですね。忘れかけてましたよ』
『最近色々忙しくて来れなかった
まぁ、お前は相変わらず来てそうだな』
そう言ってお茶を渡して隣のブランコに座る
景色も、居心地も変わりはない
ただ、
『もう来ないかと思ったか?』
『思ってました』
『来てくれて嬉しいか?』
『まぁまぁですかね』
『なんだそれ』
こいつは少し変わっていた
『また、毎日来てやるよ
お前友達いないし』
『………よかった』
『え?』
『なんにもないです』
以前より
少し変わった