空の下のあの公園で
大学に向かう途中体調はだんだん悪くなっていった
激しい頭痛と喉の痛み
気温は高いのに寒気が止まらない
周りの会話が騒音に聞こえ耳を塞ぎたくなる
決死の思いで着いた大学では大事な講義さえ耳に全く入らず終始机に顔を埋めていた
気づいたら昼休みになっていて皆食堂に行ったり弁当を広げていた
『楊!!!飯行こうぜ!!』
背中をバンバン叩きながら敦が昼食に誘ってくるけど飯なんか食ったら吐いてしまいそうだ
『………いらん』
『え?なんで?』
『いらんって言ってんだろ。お前だけ行けよ』
あまりにも体調が悪くてイライラしてしまう