空の下のあの公園で
『待てよ!!俺が悪かったから!!』
女は少しおどおどしている
それを察した敦は¨頼む¨と口パクで頼んできた
しかたなく渋々再び席につく
体調が優れない上意味わからないことに付き合わされ気分が頗る悪い俺は
話しかけられても『うん』とか『あぁ』しか言わないせいで3人が座る席だけは妙な雰囲気だった
その場を必死に盛り上げる敦は女に気を使っている気がする
結局俺はほとんど食べれずに3人は食堂を出た
『気持ち悪………』
教室に帰る途中案の定吐き気が襲ってきた
『あの…楊君顔色悪いけど大丈夫ですか?』
足取りが遅い俺に気がついた女と敦は心配そうに顔を覗いてきた
心配してるってわかるけど
『大丈夫だから』
『でも全然食べてなかったし保健室に行きましょうか?』
今はそれさえも
『いいから』
『でもっ…』
『いいっつってんだろ!!!!』
うざかった