空の下のあの公園で
『毎日バイト入れて大学出てろくに飯食ってないからこうなるんだよ』
『………』
『なんでそんなに頑張るんだよ?お前さ俺ら高校の時から一緒にいんだから少しは頼れよ
なんでたった1人で抱え込もうとしてんだよ』
『………』
『まぁ、いいけどよ…
お前昔言ったよな?¨俺と一緒にいたら不幸になる¨って¨だから家族が死んだ¨って』
俺は黙って敦の話を聞いていた
『俺はお前といても不幸にならないしお前のせいで家族が死んだんでもない。
ましてや家族は楊のこと恨んでないから』
敦の目線は俺から窓に変わる
『お前が幸せになっちゃいけないって誰が言ったんだよ?言った奴連れてこいよ
お前はさ家族の分も幸せにならなきゃいけねーだろーが』