空の下のあの公園で


『つーことだから
とりあえずお前はなにも心配せずに寝てろ
もうすぐ母さんがお粥と薬持ってきてくれるから。じゃ』


『あ!ちょっと……』

バタンと閉められた後の部屋

だいたい他人の部屋に他人だけっておかしいだろ

しばらくは座って我慢してたが体力が限界に近づいてきた俺はベッドに入り煙草臭い布団を深く被った

敦ちゃんとできんのかよ…

少し心配だったが今回は敦に任せることにした
このまま行ったってどうせなにも手につかない

しばらくして敦の母親がお粥と薬をおぼんに乗せて持ってきた

『楊君、これ食べれたら食べてね
あとお薬。気を使わないでゆっくりしていっていいんだからね』


『ありがとうございます』


『食べたら置いておいてね』


そう優しく微笑むと敦の母親は部屋を後にした

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