空の下のあの公園で
俺はこいつの歳も住んでる場所も名前さえなにも知らない
こいつも俺のことはなに1つ知らない
そんな関係でよくもまぁ話せるなと自分でも思うがそんなんじゃない
お互い¨公園で会う男¨と認識し合っているだけだが
不思議とこいつと俺はどこか似ているような気がした
だから一緒にいてもまぁ嫌ではない
ムカつく言動は多々あるが俺もこいつも何故かこの場所が好きなんだ
俺はこいつの何も知らないが知ろうとはしない
友達でも親戚でも兄弟でもない
ただの公園仲間の俺らにはお互いを知るなんて必要なかった