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第十一章
Drops Officially 表向き
朝起きて、当たり前のように普通に朝食があって、お弁当を作ってもらえるのが嬉しかった。
今までならこんな事考えられなかった。
そしてなにより…
「いってきます」と言うと「いってらっしゃい」と返事が返って来る事。
でもその幸せは長く続かなかった。
家に帰って1週間がたったある日のお昼。
お弁当を取り出した時、あるモノが目に入った。
あ…叔母さん、水筒いれてくれたんだ。