:*:・Drops・:*:お待たせしました!更新開始です*´ ³`)ノ
『…っあ』
答えは分かるけど…声が出せない。
そうこうしているうちに、先生が半ば苛ついた様子でこちらを見てくる。
後ろでガタンッとイスの動く音がした。
「先生~その問題、月森さんの代わりに僕が解いてもいいですか??」
そう言ったのは片瀬くんだった。
片瀬くんはスラスラと問題の答えを言うと、先生が落ち着いた声で「正解だ。」と言った。
ほっとした私は、片瀬くんの方をチラッと見た。