ホワイト

男「可愛いね〜☆
お風呂なんかより先に
食べちゃいたい!」


「だぁめっ!
お風呂入ってから☆
我慢して…?」

甘えた声を出し
男を物のように
コロコロと掌で転がす。
男なんて皆同じ
バカな生き物。


ザァー…
シャワーを出し
体を念入りに洗う。
野郎の体も手で
洗いながら体を
すりよせる…。

男は私の体に
手を伸ばし、ゆっくりと
体をいじり始める。

あッ…
…んッ…はぁッ…

体を触られる度
感じているフリをする…
バーカ
てめぇなんかに
触られて気持ちよくも
なんともねーわっ!

心では、そう思いながら
演技を続ける…ー。


ベットへと移動し
ここからが本番。

…ー
…………ー

あッ…だ…めッ…

「何がダメなの?
ここが好きなんでしょ?」

男は気持ち悪い台詞を
吐きながら体を
触ってくる…。


あッ…んッ…
だめ…イッちゃう…
あッ…
あぁぁぁぁッ…!
……はぁ…はぁ…

「あれ?ゆめちゃんったら
もうイッちゃったんだ…クス」

まただ…。
演技に決まってんだろ!
私ってそんなに
演技うまいかな?笑

30分位経っただろうか
男が果て、ベットに座り
煙草に火をつける。

「ねぇ、約束のお金!
ちょーだいっ☆」

男「そうだったね!
はいっ3万円!!」

「ありがとう☆
また会ってね!
ばいばぁ〜い♪」


はぁ…
まじ疲れたー…
3か…
この体の値段…
そんなもんだよな。

ふっ…
笑いながら
煙草の煙を吐き出し
ゆきのもとまで
タクシーで帰る。
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