【完】青空星


そんなことを考えながら着いていくと、気が付けば個室の前に案内されていた。


「では、あとで手続きをしますので、総合カウンターまで来て下さいね」


そう笑顔で言うと若い看護婦さんはすぐにどこかに行ってしまった。




中に入るなり、



「あら〜、結構広いじゃないの」


と、お母さんが興奮気味で部屋を見回している。


この時のお母さんは絡まれると結構うざい。

少し探検がてら1階のコンビニでも行ってみようかな。


私は財布を持ってこっそり部屋から出て行った。
< 13 / 132 >

この作品をシェア

pagetop