【完】青空星


――――――――――――――――☆


さすがに3ヶ月も入院となれば、授業も遅れるので院内学級に入ることになった。


院内学級は9時から始まる。


なんか、普通の学校に行くみたいだ。
違うのはいつもよりちょっと寝坊が出来ること。


場所は4階の小児科病棟の東病棟。



腫れた足をひきずりながら、松葉杖のおともと一緒に向かう。




エレベーターの前で待っていると、


「おはよ!!」


「あ、昴くんおはよ」


「もしかして彩ちゃんも院内学級入んの??」


「もちろん!私バカだから、絶対入らないとダメだと思う」


「アハハハハ!!じゃぁ、俺も同じだ」



そのまま、私は昴くんと教室に向かった。
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