【完】青空星
雨
――――――――――――*
「ふぁぁああ」
よく寝たぁ。
「おはよ」
ん??
なんか聞いたことあるような声。
私、寝ぼけてるのかな??
「おーい、また寝ちゃった??」
ガバッ!!
私は勢いよく布団をめくって辺りを見回した。
「おはようございます」
「昴君…」
あれ、なんで昴君がここにいるんだ??
「なんでここに??」
「いや、さっきのことで謝ろうと思って、
来てみたらかわいい寝顔が…」
「え?!」
昴君は、はっと口をおさえ、顔を真っ赤にしている。
それにつられてに私も顔が赤くなる。
寝顔見られたんだ…。