【完】青空星


夕食を食べ終えた私は、昴君のところに行ってみることにした。


コンコン。


「どうぞ」


中から声がした。

私はそれを合図に中に入ると、
昴君はベットで本を読んでいた。



「彩ちゃん…」


「ごめんね、急に来ちゃって」


「いいよ。隣座って」



私は、あんまり顔も見れないまま、
昴君のベットに座った。


けど、昴君は私を真っ直ぐ見つめていた。



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