【完】青空星


「私、明日手術なんだ」


「え??そうなの?!」


「うん。だから、明日院内学級も休むの。
一応伝えとこうと思って」


「そっか。頑張れよ」


私は、ただ首を縦に振るだけだった。


昴君の切なそうな顔を見ると、
これ以上言葉を発しただけで泣いてしまいそうだったから。

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