【完】青空星


――――――――――――*


次の日。

私は今日からまた、院内学級に行けるのでワクワクしていた。


手術の日から、私の足の腫れは少しずつだけど引いていった。



「彩ちゃん、おはよ」


「おはよ!!」



昴君とは、よくこのエレベーターで待っているときに会う。



「よかったよ、彩ちゃん元気そうで。
俺、すごく心配したんだから」


「そうなんだ。ありがとね」


昴君、心配してくれてたんだ。

なんか嬉しい…。


そこから、いつものように教室に向かう。


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