かわいい彼女はキャバ嬢
恥ずかしい気持ち
~学校~
「利香、おはよ~」

「今日は元気がいいね」

「そりゃそうだよ。彼氏できたんだから」

「本当におめでとう」

「うわさをすれば、あんたの彼氏来たよ」

「晴美、おはよう」

「おはよう、拓斗」

「じゃあ私はここで」

「後は、二人で」

「晴美、またあとでね」

「あーっ、国語の教科書忘れちゃった」

「拓斗、一緒に見して」

「あっ、いいよ晴美」

「ありがとう」

「どういたしまして」

「キーンコーンカーンコーン」

「あっ、授業始まる」

「授業始めるぞ~」

「教科書の前した所のページ
開けてください」

「見して、拓斗」

「オッケー」

「これで、授業終わります
ありがとうございました」

「ありがとうございました」

「ありがとう、拓斗」

「あ~っやっと昼ご飯だー」

「晴美、一緒に食べる?」

「えっ、いいの拓斗?」

「いいよ。どうせ俺も一人だし」

「どこで食べる?」

「屋上に行こ」

「誰も、こないから」

「うん」

「利香も一緒に食べる?」

「二人で行ってきなよ」

「ありがと~う」

「行こうか、晴美」

「うん」

~屋上~
「本当に誰もいないんだね~」

「これで、二人っきりだね」

「うん。なんか恥ずかしいけどね」

「俺たちは、一生別れないからな」

「約束だ、晴美」

「うん」

「晴美、僕の目を見て」

「えっ。」

「チュッ❤」

「約束のおまじないだよ、晴美」

「びっくりした~。ありがとう、拓斗」

「初めてのキスだね」

「なんか、恥ずかしいな」

「そうだね」

「キーンコーンカーンコーン」

「あっ、鳴った」

「戻ろうか、教室に」

「うん」

「手、つないで帰ろ」

「うん❤」
< 8 / 15 >

この作品をシェア

pagetop