もしもし神様
「もしもし……?」
『やっと出たな!
神様を待たせるとはなにごとだぁっ!!!』
…………………え…?
「あの……」
『なんだ?』
「今、神様って……」
『あぁ。俺は神様だ』
ぇえぇぇええぇぇえ!?
「冗談はよしてください!
神様なんているわけないでしょぅ!?」
『…………フフッ……』
「な、なんですか!?
イタズラ電話なら
今すぐ切りますよ!!」
『…………フフフ…
ハハハハハハハハハッ!』
「!!?」
気味が悪い笑い声が
電話越しに聞こえた。
私は急いで電話の
通話終了ボタンを押した。
………何…
今の……………