Jelly Beans
「つき合ってください!!」
ハッとして声の先を見ると
困った顔しているいちごが居た。
5人ぐらいの同じユニフォ-ムを来た部員に囲まれ
告白大会の真っ最中だった。
走り寄り、いちごの肩を抱いて
「悪いな、いちごは俺の彼女だから。」
と追い払った。
いちごは振り返ると大きな目をもっと見開いて、
「モ-リ来られたの?。」
嬉しそうに声を上げた。
あいつら、犯罪だとか、年違いすぎだとか
言いたいこと言いやがって。
でも、差し入れのおかげで簡単に奪還してやった。
チョロいもんだ。