Jelly Beans

「私ね、仕事にかこつけて元彼に会いに来たんだ。


 彼ね、あたしがアメリカで働くこと許してくれてね


 行って来いって背中押してくれたんだよ。


 あたしは待ってほしくないって別れたけど、


 もし、まだ一人で待っててくれたら全部捨てて結婚しようと思ってる


 アメリカでの生活5年間もさせてくれたから、


 もう十分だからっていってプロポ-ズしようと思って。」



「ミッキ-男前すぎだよ、

 
 でも、待つなって言ったんでしょ


 もう、結婚とか、彼女とかいるかもよ?」


「そしたら、諦めるかなあ、自業自得だしね。」



ミッキ-の話を聞きながら、

モ-リの事をおもいだしていた。

もしあたしがそうしたいといったら、

やっぱり、笑って送りだしてくれるだろうな

モ-リってそういう人。

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