Jelly Beans
次の日、モ-リは迎えに来てくれた。

帰り支度をしているママはニヤニヤして。

あたし達を見ていた、


「あとの事は私がやっておくから、

 二人は先に帰ってなさい。

 途中寄り道してもいいわよ。」

「いえ、車で来てるんで、荷物とか載せてください。」


「たった、1日分だもの気にしなくていいわ。」


ほらほら行ってちょうだい。という感じで追い払われた。


「じゃあ、いちごさんお借りします。」


はいはい。と頷いて手のひらを横に振った。


あたしたちは顔を見合わせて、

フフッと笑い合った。


::::::



< 181 / 306 >

この作品をシェア

pagetop