Jelly Beans
APPLE
窓の外の流れる景色を見つめながら、
自然と笑いが込み上げてくる。
「ふふっ。」
「いちご、思い出し笑い?」
「モ-リったら、紫音さんにからかわれっ放しで、
いつものモ-リじゃないみたい。」
「あの人、10年前に海外行ったままで、帰ってきたと思ったら
店作ってケ-キ屋始めたんだよ。まだ、オ-プンして2カ月くらい。
家出て言った時、俺は高校だし、遊歩なんか幼稚園児だったんだ。
だから、あの人の中では、俺たちは未だガキってくくりなんだろうな。」
「へ-、凄いなあ、モ-リとは180度違うタイプだね。自由人。」
「俺が、公務員になったのは兄貴の反面教師があったからかもな。」
「どうして今日紹介してくれたの?」
「外堀を埋めたいのかもね。」
「うん?なんなこと?」
「いちごを見せびらかしたいってことさ。」
「ふ~ん。」
モ-リはきっと何か私が考えが及ばないことを考えてるんだなって思った。
自分が子どもだってことがもどかしい。
やっぱり、11歳の違いはとてつもなく大きいと思う。
すこし寂しいな。
自然と笑いが込み上げてくる。
「ふふっ。」
「いちご、思い出し笑い?」
「モ-リったら、紫音さんにからかわれっ放しで、
いつものモ-リじゃないみたい。」
「あの人、10年前に海外行ったままで、帰ってきたと思ったら
店作ってケ-キ屋始めたんだよ。まだ、オ-プンして2カ月くらい。
家出て言った時、俺は高校だし、遊歩なんか幼稚園児だったんだ。
だから、あの人の中では、俺たちは未だガキってくくりなんだろうな。」
「へ-、凄いなあ、モ-リとは180度違うタイプだね。自由人。」
「俺が、公務員になったのは兄貴の反面教師があったからかもな。」
「どうして今日紹介してくれたの?」
「外堀を埋めたいのかもね。」
「うん?なんなこと?」
「いちごを見せびらかしたいってことさ。」
「ふ~ん。」
モ-リはきっと何か私が考えが及ばないことを考えてるんだなって思った。
自分が子どもだってことがもどかしい。
やっぱり、11歳の違いはとてつもなく大きいと思う。
すこし寂しいな。