Jelly Beans
ぎゅうっとモ-リが抱きしめてきた。


「全く、

 君はいじらしくて、可愛くて、

 馬鹿、迷惑なわけないじゃないか。

 24時間守ってあげられたらいいのに。」


しばらくそのまま抱きしめられていて

このまま時間が止まってほしいなんて思ってたら。



「あのさ~、、」

瀧の声にハッとして離れる。


「玄関でラブシ-ンはやめてくれる。

 邪魔だから。

 続きは部屋でどうぞ。」


「ご、ごめん。モ-リよかったらどうぞ。」


「あ、いやいや、帰るよ。何かあったら連絡して、

 携帯いつも持つようにするから。

 瀧君悪いが少し話したいんだが、、、」


「モ-リ瀧には、、」


「俺が守れない時間は、瀧君にも遊歩にも、

 周りに居る人すべてに知っていて見ていてもらう。

 でないと守れない。ずっとここに居続けるわけにはいかないから。」



 
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