Jelly Beans
「どういう事?」


モ-リのタダならない雰囲気に、


眉をひそめる瀧。


「いちごをスト-カ-から守りたい。」



「スト-カ-って姉貴、またなの?」



「まだ何かされたわけじゃないのよ、ただ、、、

 話しかけられたの。『覚えてる?』って。

 そしたら、あの頃の事思いだしたら、怖くなっちゃって。」




「馬鹿あたりまえだろ、監禁まがいの事されたんじゃないか。」


瀧が怒鳴るように言い放った。


「監禁?嘘だろ、、」


モ-リは初めて聞いた事に驚いた声をあげた。


「大袈裟だよ、半日物置に隠されただけだから。」


「見つかるのが少し遅かったら

 脱水症状でヤバかったじゃないか。

 姉貴がそうやってあいつかばったから

 結局子どもの悪戯で終わっちゃったんだろ。

 あいつ、また姉貴に何かやったらぶっ殺す!!」





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