Jelly Beans
「遊歩君、ごめんなさい、あたし、、、」


「わ~マジシャレになんない、兄貴に殺される~!!」


あはははは!!!


少し、ううん、かなり心が軽くなった。



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夕方、モ-リがやってきた。

「いちご、このステッカ-見て。」


「わ、可愛い、いちごだね。」


「商店街、それからこの近辺の家、

 このステッカ-を貼って貰うように頼んでいるところなんだ。」

「でね、何かあったら無条件でかくまって貰えることになってるから。
 
 『いちごです』っていえば大丈夫だから。」


「え、な~にそれ、恥ずかしいよ。」


「名付けて、いちごでステッカ-。

 防犯の家ってあるよね。知ってても寄り難いし、その点

 このステッカ-なら分かりやすいし、

 助けてって言わなくても、『いちごです』で伝われば楽だと思わない?」
 
 子どもとか女の人とか困った時に気軽に助けるアイテムとして、

 市役所の方にも、警察の方にも、自治会にも提案しようと思ってるんだ。

 街ぐるみでどの家にもこのステッカ-貼ったら

 凄く、治安のいい街になる。 どう思う。」





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