Jelly Beans
「俺を探してくれてありがとう。

 君と話せてうれしいよ。」


「あたし、謝りたくて。

 あたしが酷いこと言ったから村主君を傷つけて。

 あの頃あたしは弱くて、自分勝手な子どもだったの。」


「君は悪くないよ、俺の心が 弱くて歪んでただけだ。



 君にお礼を言わなきゃならない。


 あんなことしたのに、


 俺に罪を問わないでいてくれた。


 おかげで、あれから、

 
 家族も俺も立ち直ることができた。


 今こうしていられるのは君のおかげなんだ。」



「ちゃんと話せてよかった。」



「おれ、今でも小畑さんが好きだよ。」



「え、そ、、」



「彼氏いるんでしょ分ってるよ。

 あそこからイケメンが超睨んでるし。」



「あ、モ-リ////」



「安心して、もうスト-カ-とかしないから。


 幸せそうで良かった。」



「うん。」


「元気でね。」


「村主君も」


握手して別れた。


振り向くとモ-リの笑顔がある。


ねえ、知ってた?


あなたがそこにいるだけで、あたしの心は守られてるんだよ。




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