Jelly Beans
も-りは気づいてくれただろうか、


これは、パパに折れて貰うための作戦。



しばらくするとパパが申し訳なさそうに



部屋の外で声を掛ける。


「鳴海さん帰ったよ。」


「そう!」


できるだけ怒ってるって声を上げた。


「いちご、パパのこと怒ってるか?」


「怒ってるよ。もう誰とも話したくないから、入ってこないで!!」



「パパが悪かったよ。いちご、結婚してもいいよ。

 鳴海君はいい人だしいちごを大切にしてくれるだろう。

 こんなことでケンカをしてはいけないよ。」



「ホント?いいんだね明日籍入れても。」



「結婚したっていちごはパパの子どもだよな。」



「もちろん!!パパ大好き。」



「ただし、式を挙げるまでは家に住むんだぞ。」



「分かった式場明日から見つけに行く。」


っしゃ-っモ-リにメ-ルだ!!


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