Jelly Beans
「ありがと。」


「待って開けないで俺がするから。」


モーリは反対に回ってドア開けてくれて、


あたしの耳元で『帰りも迎えに来るよメ-ルして』といった。


びっくりしてバッグをバサッと取り落とした。


モーリはくすっと笑ってバッグを拾って渡しながら。


「じゃ行くな。」


といった。


私はうっかり「行ってらっしゃい。」と返事をしてしまった。


もっと気のきいた言葉なかったのか~


なんか、あたし振りまわされてる。


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