Jelly Beans
ホテルにタクシ-が着いた時には、

もう、睡魔に襲われてて、眠さMAX。

『いちご、ホテルに着いたよ。』

「うん、、」

『いちご、眠いの?』


「うん、、」


あたしはぼんやりした意識の中で

モ-リの声に反応した。


ふわっと身体が中に浮いたような気がして


誰かの心臓の音がトクントクンと耳元でなっていた。


なんか安心する。

そういえばべビーグッズでお母さんの心臓の音を聞こえるオルゴ-ルがあったっ

け。


誰かが一緒に居るって安心するよね。


モ-リといられてあたし幸せだなあ。


そうだ、あたし新婚旅行に来てて、、、



はっと、目を覚ますとあたしはベッドの上に居て、


モ-リの姿は何処にも見えなかった。

< 261 / 306 >

この作品をシェア

pagetop