Jelly Beans
シ-ンと静まりかえった部屋の中は、


あたしが世界で一人になったみたいだった。


ガチャガチャ、バアン!!

静けさを破ってドアが勢いよく開いた。

紙袋をいっぱい持ってモ-リが入ってきて、


「あ、いちご起きてた??」


「モ-リ、、、うわあああん、、、」


「え、え、何どうしたの??」


「だってモ-リがいないから。」


くすっ


「さみしかったの?」


モ-リはホッペにちゅっとキスして、


「ごめんね。」

といった。


あたしがモ-リを見つめて手を伸ばした瞬間

GUUUU~~~!!


思いっきりお腹が鳴った。










< 263 / 306 >

この作品をシェア

pagetop