Jelly Beans

「ごめんなさい、遅くなって。」


「いや、待つのも楽しいよ。」


「怒ってくれていいのに。」

ふふっと笑ってから


「怒ってほしいの?」


「ん~?なんかここに来ると

 皆に甘やかされてて申し訳なくって。」


「いちごは甘えるの下手だからな、

 そういうことは感謝すればいい。

 そして、今度は誰かに君が還していくのさ

 そうやって人の輪は、出来ていく。」


やっぱこの人って大人なんだなって思う。

モ-リの優しい目が、

私の心を掴んでいく。

ねえ、モーリあたしは変われてる?












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