Jelly Beans
「それって、あんた、、、ごめん

 知らなくって、ひどいこといったな。

 良く無事だったね。」


遊歩君は、眉をひそめながら申し訳なさそうに

言うので、


「Wは珍しいけど、

 単発は日常茶飯事だから。

 学校でも似たようなもんだったし

 あの頃は。」


逆にあたしは、からっとした声を出して


「モ-リのおかげでずいぶん生きやすい環境になったよ。

 合気道もちょっとは上達したしね。」


「そっか、あれ兄貴に習ってるんのか。」


「才能ないけどね~。結構嵌ってるんだ。」


「兄貴も

 嵌ってるよ、、、

 いちごちゃんに。」







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