Jelly Beans
「好きになってもいいの?」


「うん、なってほしいよ。」


「サヨナラ言わなくてもいいの。」


「うん。言わないで。」


「つらくてね。」


「うん。」


「いっぱい泣いちゃった。」


「ごめん、もう泣かせない。」


私達はそのまま、ずっと


「好き」の会話をした。


朝になるまで。

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